89歳でフォロワー15万人、大崎さんの幸福な生活 趣味は散歩と太極拳と麻雀、そしてツイッター
「ネトフリを見ながらお酒を一杯」
20年ほど前から練馬区の2DKの都営住宅で暮らす大崎さん。ダイニングとベッドルーム、テレビの置いてある和室は物が少なくてすっきり。玄関や壁際には、写真や花、香炉などが飾られ、シンプルながら美意識の感じられる暮らしぶりだ。
「コロナ禍の前は、近所の友達が部屋に来てたわ。今はそういうわけにはいかないけど、いつ人が来てもいいような部屋にしていますよ。冬は和室にこたつを置いて、ネトフリを見ながらお酒を一杯。これは最高の時間ね」
韓国ドラマが大好き。20年前の韓流ブームのときにはイ・ビョンホンのファンになったという大崎さん。今でも、ネットフリックスで韓国ドラマを見るのが日課だ。
「最近見て良かったのは、『私たちのブルース』。お目当てはもちろんイ・ビョンホン!(笑) 『イカゲーム』も見たわ。あまり好きな作風じゃなかったけど最後が気になって見ていたら、イ・ビョンホンが出てきてびっくり」
“いい男を肴においしいお酒を飲むのは至福の時間で、最高の老化防止”と語る。
「もうこんな年だから、好きなものだけ見ていたい。日常でも、嫌いな人だなって思ったらもう会わないのよ。残り少ない時間を無駄にしたくないってことかしらね」
イイ男をアテに飲む大崎さんの飲み代は月1万円だ。
「お酒は何でも飲みます。ビールの次に赤ワインが好き。カルディで売っている700円ぐらいの赤ワイン『レッドウッド カベルネ ソーヴィニョン』がとってもおいしいの。箱で買って配達してもらうほどよ。
3日で1本はボトルを空けちゃうの。休肝日なんていらない。私にとってお酒は元気になれる薬だから。薬を休んじゃダメでしょ?(笑)」