89歳でフォロワー15万人、大崎さんの幸福な生活 趣味は散歩と太極拳と麻雀、そしてツイッター

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大好きな石神井公園散策中にも気ままにつぶやく大崎博子さん 撮影/林ひろし(書籍『89歳、ひとり暮らし。お金がなくても幸せな日々の作りかた』より)
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1932年(昭和7年)、茨城県生まれ、昨年11月に89歳を迎えた大崎博子さん。練馬区の都営住宅でひとり暮らし。後期高齢者ではなく“高貴香麗者”を名乗り、趣味は散歩と太極拳と麻雀、そしてツイッター。

「面白いからやってみれば」と娘さんにすすめられたのが、ツイッターを始めたきっかけだ。今では15万人を超えるフォロワーのいる大崎さんだが、最初は友人1人だけだった。

東日本大震災の際にSNSへの考え方が変わる

「何が面白いのかしらと思っていたの。どんなことを書けばいいのかもわからないし。でも、東日本大震災の際に意識が変わった。ロンドンにいる娘と電話がつながらず困っていたんだけど、唯一取れた連絡手段がツイッター。すごいな、ツイッターって役に立つんだな~って。そこから本格的に始めたの」(大崎さん、以下同)

当記事は「週刊女性PRIME」(運営:主婦と生活社)の提供記事です

東日本大震災後の原発事故への不安や東京電力への疑問などをつぶやいたところ、ネットニュースで取り上げられて話題となり、一気にフォロワーが増えた。

「パソコンでツイッターをやっていたのだけど、リツイートや“いいね”の通知音がボンボン鳴り続けて、ちょっと怖かったわ。どうやって消すかもわからなかったのよ」

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