著作権や商標権の問題がありそうなのでお勧めはできないが、Playストアに公開されているホームアプリの中には、iOSそっくりにカスタマイズするようなものも存在する。アイコンなどもうりふたつになるうえに、iOS風のウィジェットが用意されていたり、アプリのアイコンが左上から自動整列になったりと、使用感まで似ている。Androidらしさがなくなってしまい、実用性には疑問符もつくが、それだけ大胆にユーザーインターフェイスを変えられるということだ。
また、ホームアプリの中には、標準のアプリより、カスタマイズの項目が多彩なものもある。古くからのユーザーに定評があるのは、「Nova Launcher」というアプリ。このアプリは、アイコンの大きさを1%刻みで変更できたり、アプリが立ち上がる際のアニメーションの仕方を細かく設定できたり、ゼスチャーで特定の機能やアプリを呼び出せるようにできたりと、とにかく設定項目が多い。他人とのかぶりが嫌という人には、お勧めできるアプリと言える。
マイクロソフトもホームアプリを公開
実はあのマイクロソフトも、Android向けにホームアプリを公開しており、Playストアからダウンロードできる。こちらのホームアプリも、カスタマイズできる項目が多い。
例えば、画面下のアプリを格納するドックを2行なり3行なりにして、すぐにアプリを呼び出せるようにできたり、ゼスチャー操作に対応していたりと、標準のホームアプリにはない機能が多い。マイクロソフトのアカウントと連携している点も、Windowsユーザーには使い勝手がいい。
ほかにも、ホーム画面を横ではなく縦にスクロールさせるホームアプリや、機能を絞り込むシニア向けのホームアプリなど、Playストアにはさまざまなホームアプリが用意されている。こうしたアプリをダウンロードして、設定を済ませたら、デフォルトのホームアプリを変更する必要がある。Pixel 5aの場合は、「設定」の「アプリ」で「デフォルトアプリ」を開き、「ホームアプリ」で設定したいホームアプリを選択する。自分ならではのカスタマイズをしたい人は、この方法を試してみてもいいだろう。
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