伝説の編集長が教える『会社四季報』夏号活用法 株価が上昇しそうな「熱い銘柄」を探すには?

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「プロ中のプロ」に聞く「スゴい企業」を見つけるとっておきのコツとは(写真:Fast&Slow/PIXTA)
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株式投資のバイブル『会社四季報』の2022年3集(夏号)が発売された。年4回発行される会社四季報の中でも、夏号は投資家の人気が最も高い。
会社四季報を30年以上にわたり編集・執筆してきた「プロ中のプロ」が上梓した『伝説の編集長が教える 会社四季報はココだけ見て得する株だけ買えばいい』が話題となっている。同書の著者が、夏号で「スゴい企業」を見つけるとっておきのコツを紹介する。

人気の夏号は意外と凡庸!?

『会社四季報2022年3集(夏号)』発売から3週間近く経った。全国の会社四季報ファンは一通りの銘柄チェックを終え、自分だけのお宝リストを作り終えたころだと思う。

『伝説の編集長が教える 会社四季報はココだけ見て得する株だけ買えばいい』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

年4回発行される会社四季報の中で、夏号は最も売れる号である。上場企業の約7割を占める3月期決算会社の本決算後の最初の号であり、 前期決算の実績と、新年度および来期予想の3つが一斉に入れ替わる(新しくなる)からだろう。

ところが、私のように会社四季報を長年編集している側からすると、夏号は、秋号など他の号と比べて凡庸に見える。というのも、夏号で業績予想を独自増額している銘柄は、3月決算会社に限ると数えるほどしかないのだ。

夏号は4月下旬~5月中旬にかけて発表される3月決算を踏まえて制作される。この段階において、会社が期初に公表した業績見通しに対して「弱すぎる」だの「強すぎる」だのと記者がやりかえすには判断材料が少なすぎるのだ。

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