ツイッター「凄い使い方」プロが推す3大神アプリ 「最強の情報収集ツール」は、こう使いこなす!

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これまで、ツイッターで重宝する「ポケット」「ノーション」「バッファ」の3つのアプリを紹介してきた。最後に、これはアプリではないが、「過去のツイートを瞬時に探せる」という検索機能が便利なウェブサービスを紹介したい。

【番外編】過去ツイートが瞬時に探せる!「ツイログ」

ツイッターには「ツイログ(Twilog)」というウェブサービスがある。「ツイログ」は、自分のツイッターのアカウントを登録しておくと、日々のツイートを自動的に記録してくれる無料のサービスである。

検索機能があり、キーワードで自分の過去ツイートを瞬時に探し出すことができるツイッターで記事を紹介しておくことで、過去に読んだ記事を見つけやすくなるのだ。

過去の記録の検索は、先に紹介した「ポケット」や「ノーション」などの「メモアプリ」でもできる。

では、なぜ「ツイログ」をわざわざ使っているのかというと、自分がツイッターで記事を紹介した際、一緒に投稿したコメントも保存してくれるからだ。

過去に読んだ記事を探そうとする際に、記事の見出しを思い出せないということがある。「メモアプリ」なら本文中の単語でも検索できるが、それも思い出せないときがある。しかし人間は、自分が書いた感想などのコメントは、覚えていることが多い

「そうだ、あのときあの記事は、まるで戦国時代の話のようだなと思って、『織田信長が読んだら笑うかも』ってコメントしたんじゃなかったっけ」。そんな程度のつまらない記憶の引っかかりで、昔に読んだ記事を引っぱり出せるものなのである。

「ツイログ」は、過去に自分が読んだ記事を「エピソード記憶」として保存してくれる意味を持つ。どんなに曖昧な記憶でも、「ツイログ」を使うと案外、簡単に古い記憶から自分の過去を掘り出すことができるのだ。

ツイッターは「いい人間関係」をつくることが可能

わたしは、もう10年以上もツイッターでさまざまな記事や動画を紹介しているから、いろいろな人がフォローしてくれている。

フォロワーには「会いませんか」「佐々木さんにこういう人を紹介したいのですが」と言ってきてくれる人も多く、それが思わぬ出会いや、さらには仕事につながった経験も少なくなかった。

ボランティアには短期的な見返りはない。でも長い目で見れば、とてもいい人間関係と、どこかで見返りがやってくることを期待できる希望もある

ツイッターに限らないが、SNSは「使い方次第」で、「最強のツール」にもなれば「時間を浪費し、偏見などを冗長するツール」にも「人間関係を壊すツール」にもなる

ぜひ「正しい使い方」と「より効率的な使い方」を知ることで、「SNSのメリットを最大化」させ、「人生を豊かにする道具」として使いこなしてほしい

佐々木 俊尚 作家・ジャーナリスト

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ささき・としなお / Toshinao Sasaki

1961年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。毎日新聞記者、『月刊アスキー』編集部を経て、2003年よりフリージャーナリストとして活躍。ITから政治、経済、社会まで、幅広い分野で発言を続ける。最近は、東京、軽井沢、福井の3拠点で、ミニマリストとしての暮らしを実践。『レイヤー化する世界』(NHK出版新書)、『そして、暮らしは共同体になる。』(アノニマ・スタジオ)、『時間とテクノロジー』(光文社)など著書多数。

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