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「奇跡の56歳」君島十和子さんに見る錆びない人生 40代後半から50歳頃までの停滞期を越えて…

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  • 芳麗 コラムニスト
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美容とはテクニックでも魔法でもなく、生き方のことか。

「私はそう思う。特効薬より毎日のケアがどれだけ大切か。20代の頃は化粧水とクリーム、時々、パックでよかったけれど。今はより丁寧にスキンケアするし、首肩まわりをほぐすし、睡眠も食事も入念に調整するし……。年齢と比例して手間と時間とお金はかかりますけど、美容は自分の器を愛してあげる行為。美を重ねるとは、手間を重ねることだと思うと、それができることは幸せなことですよ」

いつまでも美しくあることを追求し、謳歌している人たちが増えているということは、素直に自分を愛して、自分のために生きられるようになった人が増えたことと同義だ。

「何歳まで美しくありたいですか?」

最後にそう尋ねて、十和子さんの答えを聞いた途端、それが愚問であることに気づかされた。

自分の思う綺麗を追求し続ければいい

芳麗さんによる新連載2回目です

「SNSにも、“奇跡の50代”、“奇跡の70代”とか各世代の美のレジェンドが数多いますよね。素敵なことだと思います。今だって美容に懸命な人に対して『年甲斐もなく』とか『母親なのに』などという人もいます。SNSで誰もが自由に意見を言える時代ですから、自分の正義と誰かの正義が折り合わないことも多々あるでしょう。でも、そこは線引きしていいと思う。

何歳だって綺麗でいたいなら、自分の思う綺麗を追求し続ければいいし、私は、そうしていくと思います」

世の求める型どおりの美しさではない、自分の思う美しさこそが彼女にとって価値のあるものなのだ。そして、それを追い求め続けることが、きっと彼女の人生に何度でも花を咲かせてくれる。

 

この記事の前編:「過去の人になりかけた」君島十和子さんの現在
この記事の中編:元女優・君島十和子さんの「大胆な転身」のその後

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