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「新成人」芦田愛菜が成長を続けられる納得の理由 ネット上で称讃される名言を連発する凄み

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  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
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先輩に関するコメントを求められると、「失礼のないように」と無難な言葉で終わりがちな人が多いだけに、こんな言葉をかけられてうれしくない人はいないでしょう。当時の様子が鮮明に浮かぶような言葉選びの巧みさはさらに洗練された感がありますし、宮本さんもそのときのことを思い出したのではないでしょうか。芦田さんは年齢差60歳の宮本さんをも魅了できる表現力を持っているのです。

さらに思い悩んで壁にぶつかったときの乗り越え方を聞かれた芦田さんは、「私は書き出すようにしています。やることがたまってきたり、考えがまとまらなくなったりすると投げ出したくなるときもあるので、考えていることを小さいノートに書き出して整理しています」と回答。

これは文章として書いたり、声に出して録音したものを聞いたりする“レコーディング”という問題解決における手法の1つ。人間関係や生き方などのコンサルをしている私も、相談者さんにやってもらうことが多い手法であり、17歳の芦田さんが使いこなしていることに驚かされました。

アンチから演技を叩かれにくい理由

13日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)に出演し、今後やってみたいことを聞かれた芦田さんは、「女優さんとしてその役を演じている間は、“その役の私”というよりも、“芦田愛菜”を感じさせない演技みたいなのができると……難しいですけど、凄く素敵だなと思っていて。その役に入っているときは、その子に見える。『心動かされた』という風に思っていただけるお芝居がしたいなと思っています」とコメント。

「芦田愛菜」という俳優の実績や知名度を自覚しているからこそ、「“芦田愛菜”を感じさせない演技をしたい」と言っているのでしょう。これほどの人気者になるとアンチが生まれやすく、俳優なら「何を演じても芦田愛菜」と演技力に疑問の目を向けられがちです。そんな声が少ないのはこのような役作りを心がけているからではないでしょうか。

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【視野の広さ、たぐいまれな客観性】

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