決算の利益が大事と信じる人が陥っている大誤解 手元の現金を正確に把握できていないのは危ない

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(出所)『ゼロからわかるファイナンス思考 働く人と会社の成長戦略』(講談社、漫画:千坂まこ)
10年後に会社がよくなっているために、いま必要な決断は?
ひたひたと経営危機が迫る中堅メーカーの社長と3人の社員が「ファイナンス思考」を突破口に未来を切り拓く。本文とストーリー漫画による解説で、財務諸表の読み方・活かし方、ビジネスパーソンが経営視点で仕事をする術を解説した『ゼロからわかるファイナンス思考 働く人と会社の成長戦略』から一部抜粋、再構成してお届けします。
(外部配信先では漫画などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

キャッシュを軽視すると最悪の場合、会社が突然死する

会社の利益がわかる決算書類として損益計算書(PL)があります。上場企業の決算記事において売上高や営業利益などの数字が紹介されるのをご存じの人も多いでしょう。そのPLを重視しすぎる「PL脳」での企業経営は正直言って危険です。

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