43歳の"好青年"小泉孝太郎さんが語る仕事人生 仕事、生活、壁の乗り越え方は…

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――作中、萩崎が「やせたな」と言われるシーンがあります。そのためにダイエットはしましたか?

撮影が順撮り(ドラマや映画などで、シナリオの冒頭から順を追って撮影を進める方法)ではなかったので、無理でしたね(笑)。ただ、つねに空腹にはさせていました。萩崎は、心身ともに満たされてはいけない役なので。撮影中、お弁当は半分ぐらいしか食べないようにはしていました。

壁にぶつかったときは、年上の世代の方々に相談する

――ドラマのタイトル『眼の壁』の「壁」になぞらえて、小泉さんが仕事で壁にぶつかったときの打開策は。

自分1人では乗り越えられないからこそ「壁」なので、年上の世代の方々に打ち明けてみればいいと思い、実行しているのでお勧めしたいです。自分が20代であれば、40代から70代の、自分よりダブルスコア以上の人に相談してみるとか。

彼らは自分たち世代の経験者なので、年上の人に話せる環境を作っておくと、「壁」は絶対に乗り越えられます。同世代だけが相談相手だと、「壁」は乗り越えられないとこれまでの人生で実感しています。

若い世代はエネルギーに満ちあふれていますが、多大なストレスを抱える年代でもあり、年上とつき合うのは面倒くさいかもしれません。相手は先輩ですから、敬語しか使えないとか。ですがそこを乗り越えると、「壁」を「壁」と感じなくなるような、ありがたいアドバイスをいただけます。

自分の両親や祖父母などでもいいんです。年上で信頼できる人がいることが、「壁」を乗り越える秘訣であり、ベストな対策だと思いますよ。

「連続ドラマW 松本清張 眼の壁」
6月19⽇(日)10:00~WOWOWにて放送・配信スタート(全5話)
ヘアメイク:石川武、スタイリスト:北村彩子、衣装協力:Paul Smith/ポールスミス
内埜 さくら フリーインタビュアー、ライター

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うちの さくら / Sakura Uchino

フリーインタビュアー
2004年からフリーライターとして活動開始。これまでのインタビュー人数は3800人以上(対象年齢は12歳から80歳)。俳優、ミュージシャン、芸人など第一線で活躍する著名人やビジネス、医療、経済や一般人まで幅広く取材・執筆。女性の生き方や恋愛コラムも手がける。

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