1本5000円「幻のビール」、飲んでわかった"凄み" 度数8.5%と高めだが、飲みづらさは一切なし
1本約5000円の超高額ビール
このところ街にはクラフトビールの店が増え、ひと昔前では考えられないほど多くの種類のビールを飲むことができます。
ただし、ちょっとお洒落なビアバーでは一杯1000円を超えるビールも当たり前。家飲み用には安くて美味しいビールが次々と発売される一方で、高級化も確実に加速しており、二極化の波はここにも来たかという感じです。
でもそれによって、ビールは「とりあえずの一杯」から「それ自体が目的」まで、楽しみ方の多様性を増してきたとも言えるわけで、酒カルチャーの広がりを素直に喜ぶべきなのでしょう。
で、そんな高級ビールの象徴ともいえる一本が、今回、ご紹介するサントリーの「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム〈白州原酒樽熟成〉」。そもそもが抽選販売でしか購入できないレアビールなのですが、瓶(715ml)の「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム〈白州原酒樽熟成〉」1本と缶(350ml)の「同 マスターズドリーム無濾過」2本をセットで5600円(税込)。つまり瓶は1本約5000円という超高額ビールなのです。
こちらはサントリーが作る最高峰のビール「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」を人気のシングルモルトウイスキー「白州」に使用した木樽で熟成させたビール。
元々、海外のビールづくりにおいては、ワインやウイスキーの木樽でビールを寝かせる製法は珍しいものではないのだそう。サントリーにはウイスキーづくりで培った木樽が財産として多くストックされていたので、これを使ったおいしい樽熟成ビールをつくりたいという醸造家の夢を実現するプロジェクトがスタート。