実践も簡単「東大生の英語勉強法」が本質的すぎた 英単語は「パラフレーズ」を意識して覚える

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ということで、もし英語力を向上させたいとか、英語のスキルを身につけたいと思っている人は、「類義語と対義語のみをまとめていく勉強法」をしていくといいと思います。

●好き
like、love、favorite(=お気に入りの)、be interested in(=興味を持つ)、 prefer(=好む)
●嫌い
dislike、hate、suck(=最悪)、 disgusting(=嫌い)

のように、同じ意味でいろんな訳し方のある言葉をノートにまとめていくのがおすすめです。

そしてその勉強をしていると、ちょっとした言葉のニュアンスをつかむことができます。例えば「話す」という言葉の英語を検索すると、いろんな英単語が出てきます。まずは「speak」が出てくるのですが、実はこれは一方的に話すことを指します。演説とか講演なんですよね。

しかし同じ「話す」でも、「talk」という英単語もあります。これは「speak」とは違って、相手からの反応もある「話す」であり、話をする相手との「おしゃべり」を指します。だから「Aさんとtalkしたよ」と言っていたら、「ああ、この人はAさんと一方的ではなくて、相手ときちんとしっかりおしゃべりをしたんだな」とわかるのです。

このように、同じ言葉の使い分けを理解していくと、状況がよりよく理解できて勉強がうまくいく場合が多いんですよね。

自分より賢い人のやり方をまねる

いかがでしょうか。

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ただの英単語の勉強でも、実はやり方1つで英語のスキルが大きく変わってきてしまいます。まずはこういう賢い人のやり方をまねてみるのが一番いいと思います。自己流とか「自分ならでは」の勉強とかは、その後からでも実践できます。

「まなぶ=学ぶ」という言葉は、「まねぶ」という言葉が語源であるという説があります。学びというのは、まねすることから始まる、ということも往々にしてよくあるのです。

東大生だってこのやり方をどうして知っているのかといえば、多くの場合は先輩や先生などの自分より賢い人から学んでいます。まねできたから、賢くなれたのです。

だからみなさんもまずはぜひ、頭のいい人のやり方をまねしてみてもらえればと思います!

西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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