ママドクターがすすめる「受援力」とは? 5人の子どもを育てる産婦人科医に聞く

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受援力とは、もともとはボランティアを地域で受け入れるためのキーワードとして生まれた言葉。「他者に助けを求め、こころよくサポートを受け止める力」のことだ。

遠慮がちな人ほど、自分の能力を矮小化しがち。同時に、「自分が仕事に復帰したら人に迷惑をかける」と考えてしまうことが多い。そんな女性にこそ、”受援力”が大切だと説く。

人の手を借りながら、「自分にしかできないことをやりませんか」と提唱している。「日本人は細やかですばらしい資質がある。コミュニティや社会のためにも、一人ひとりが個性や能力を発揮してほしい」と願っているからだ。

時間がないことはデメリットではない

吉田さんの著書『「時間がない」から、なんでもできる!』と、愛読するビジネス書『7つの習慣』(撮影:尾形文繁)

吉田さんの著書『「時間がない」から、なんでもできる!』は、留学を決意した吉田さんが、時間の制約がある中でどのように実現させていったのかが詳細に書かれている。時間をひねりだすことより、何をやりたいかが大切だと言う吉田さん。人は、「やらされ感がある受け身の仕事ばかりでは時間をひねりだそうと思わないが、やりたいと思うことであれば、時間をひねりだすし、心を込めて攻めの姿勢になれる」からだ。

吉田さんはビジネス書を読むのが大好き。愛読書には、『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著)や『思考は現実化する』(ナポレオン・ヒル著)などがある。

「啓発系の本でいいと思ったことは忠実にやってみる」タイプだという。普段からTo Do Listに挙げた項目を分類し、優先順位をつけている。ビジネス書から得たノウハウやエッセンスを仕事やプライベートに存分に生かす吉田さんの姿は、多くのビジネスパーソンにとっても参考になるはずだ。

高橋 志津子 東洋経済 記者

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たかはし しづこ / Shizuko Takahashi

上智大学法学部国際関係法学科卒。東洋経済新報社に入社後は、会社四季報、週刊東洋経済、ムック、東洋経済オンラインなどさまざまな媒体で編集・執筆を手掛ける

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