玉木宏「難しいことだらけ」な俳優業24年の重み 芸能界に合ってると感じる瞬間はほとんどない

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

玉木:そうですね。食わず嫌いよりも触れてみてダメだったらやめればいいという話だと思うので。それでいいと思います。

仕事が終わった瞬間に遊びのことを考えられる人間です

──趣味が仕事に生かされることもありますか?

玉木:僕ら俳優は“なんでも屋”で、興味のあることに触れていればいつか役に立つときが来るだろうと思っているんです。どんなに器用な人でも急にプロフェッショナルに見せることは不可能だと思います。でも、いろんな趣味を経験していれば、お芝居でそれっぽく見せられる。とはいえ何よりも惹かれるものに触れているときが楽しいというのが一番ですけど。

──興味のあることをやっていたら、それが仕事につながっていった?

玉木:自分ではそう思っています。趣味自体は役に立たないかもしれないですが、精神的なことも含めて仕事じゃないところで汗をかいたり、仕事とは関係のない人と会ったりすることは、メンタル的にもすごくいいです。

──プライベートと仕事のバランスが取れているんですね。

玉木:しっかり気持ちのリセットができています。もともとスイッチのオンとオフを意識しなくても勝手にできるタイプで、仕事が終わった瞬間に遊びのことを考えられる人間です(笑)。

(写真:内田裕介〈Ucci〉)

──玉木さんは交友関係も広いと思うのですが、どんなお友達が多いのでしょう?

玉木:いろいろなジャンルの人がいます。芸能界の人たちとは、共演中は一緒に遊んだりしますけど、作品から離れると相手のペースがわからないので、連絡をしなくなってしまうんです。だから、業界とは関係のない異業種の方たちと仲良くしていることのほうが多いかもしれません。

──芸能界以外の人たちとは、どうやって知り合うんですか?

次ページその道のプロフェッショナルに聞くのがいちばん早い
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事