【産業天気図・鉄道】2005年度も最高益。震災特損のみが悪材料

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鉄道各社は、2004年度に続き05年度連結経常利益も最高益を更新しよう。パターンとしては定期を中心に運輸収入は伸び悩み、それを流通、不動産などの関連事業の伸びで補う形だ。
 トレンドとして運輸事業は少子化、人口減少の影響から逃れられない。そのため、各社は駅中ビジネスでの収益最大化を志向し始めた。JR東日本の東京駅八重洲口再開発、JR東海の品川駅再開発、JR西日本の大阪駅再開発、阪急電鉄の西宮北口駅前再開発などは、その典型。東急電鉄の渋谷駅再開発も浮上する。大型投資は各社とも当分続く。
 苦戦が続く鉄道事業は、他社との差別化で乗客を取り込もうと各社とも懸命だ。小田急電鉄の世田谷複々線化、JR東日本の湘南新宿ライナーの増発、東急電鉄のみなとみらい線の相互乗り入れなどがそれに当たる。
 基本的には『晴れ』の状況が続く。ただ『時々曇り』が付く。新潟中越地震がJR東日本の04年度の業績に響くからだ。会社側は未発表だが、110億円近い減収、100億円以上の震災特損が圧迫しよう。しかし、この影響も1期限り。来期のJR東日本の業績は回復する。
【田北浩章記者】


(株)東洋経済新報社 電子メディア編集部

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