「大発見」の思考法 iPS細胞vs.素粒子 山中伸弥、益川敏英著
「CP対称性の破れ」の起源の発見でノーベル賞を受賞した物理学者と、再生医療の新たな道筋を切り拓くiSP細胞の樹立に成功した医学者が語り合う。
それぞれの研究分野に関して一般人向けにわかりやすく解説するとともに、二人のパーソナリティ、思考のブレークスルー、日々の勉強法、世界と渡り合うプレゼン力と発信力、さらには神の存在についてまで、縦横無尽に語り尽くされている。何よりも純粋な好奇心と探求心を持って物事と向き合い、粘り強くあきらめない姿勢が大事だとのメッセージが伝わる。
「なぜ一番にならなくてはいけないのか」の問いにも、研究者ならではの気概ある見解を披露している。
文春新書 872円
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事