ついにガムもキャンディも抜いた…若者もシニアも愛するグミが「国民的おやつ」になった経緯

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(撮影:梅谷秀司)

眠気覚ましや小腹満たしで食べられているグミ。だが実際には、それだけのブームではない。購買データを見ると、グミはガムやキャンディの市場規模を上回っており、若者だけでなくシニア層にまで支持が広がっている。

グミ市場がなぜ伸び続けるのか、コロナ禍以降の変化と売り場・商品特性から読み解いていく。

コロナ禍の21年にグミがガムを逆転

全国のスーパー、コンビニ、ドラッグストアなど約6000店舗の販売動向を追っている「インテージSRI+」から、グミ・ガム・キャンディの市場規模トレンドを確認した。ここでキャンディとは、のど飴などのハードタイプでソフトタイプは含まない。

グミの市場規模は大きく伸び始めたのは21年。コロナ1年目の20年は、スナックやビスケットのように家で食べることの多い菓子が好調となった一方で、ガムやキャンディのように外出時に口休めとして食べることの多い菓子は苦戦していた。

オフィス勤務中や移動中など外出時の需要が、コロナ禍の外出自粛を受け急減したためだ。グミについても、コロナ前は「外出時につまむ菓子」として一定の需要があったようだ。

21年もガムとキャンディの落ち込みが続いたのに対して、グミは再び増加に転じた。外出用途が弱まる中でも、家で食べる菓子として人気となったためと考えられる。

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