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第2次大戦の独ソ戦「殲滅するまで戦う」の惨劇 合理性欠いた「皆殺し戦」を続けた理由とは

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ドイツはソ連を「絶滅」させようとし、ソ連は「大祖国戦争」の名の下に、どんな消耗も厭わなかった。世界史上、これほど陰惨な戦争はないだろう。

バルバロッサ作戦に従って進撃を続けるドイツ軍(写真:Bridgeman Images/アフロ)

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1941年6月22日、ナチス・ドイツとその同盟国の軍隊およそ330万は、バルト海から黒海に至る長大な戦線(約3000キロメートル)でソ連に攻め入った。「バルバロッサ」作戦、そして史上最大の陸上戦である独ソ戦が開始されたのである。

ドイツ軍の進撃はめざましく、各地でソ連軍を包囲撃滅しつつ、ミンスク、スモレンスクなどの要衝を占領し、北では革命の聖都であるレニングラード(現サンクトペテルブルク)に迫った。41年8月から9月にかけてはウクライナで機動戦を展開、キエフ(キーウ)方面の防衛に当たっていたソ連軍45万余を殲滅(せんめつ)した。

複合戦争としての独ソ戦

こうした経緯からすれば、ドイツ軍は「電撃戦」と喧伝された、極めて短期間に勝敗を決するような戦争、すなわち通常の戦争を企図していたようにみえる。

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