「人への嫉妬」で自分が燃えそうなときの対処4つ 悶々とした気持ちを切り替えるための救急箱
自分軸を確立するとわかることがある
【切り替えスイッチ④】自分軸をつくるおまじない「私は私、人は人」
私は私。人は人。
職場の同期だろうが、同性だろうが、同年代だろうが、あなたとは生き方も考え方も行動も違う、別の人です。
仮にきょうだいであっても、幼なじみであっても、親友であっても、パートナーであっても、「私は私だし、相手は相手」なのです。
このように自分と他者とのあいだに明確に線を引くことを「自分軸」といいます。誰かに嫉妬してしまうとき、私たちは気づかないうちに「他人軸」になっています。自分よりも相手の存在に意識が向いている状態、自分よりも相手を優先してしまっている状態です。
自分軸を確立していくために「私は私、人は人」とつねに意識してみてください。嫉妬を覚えたときはとくに「私は私、あの人はあの人だ」というふうに、明確に線引きをする様子をイメージしてみましょう。それだけで嫉妬が軽くなることも少なくありません。
また、自分軸を確立していくと「自分の手の届く範囲がどこまで(どれ)なのか」がわかるようになってきます。
「それって、私になんとかできること?」という問いかけを自分にした結果、相手の存在ではなく「今、自分ができること」に意識を向けることができるようになります。逆に「これはもう、自分にはどうしようもないことだなあ。だったら私は、今の自分ができることをやろう!」と意識を切り替えられるのです。
自分軸を確立することは、嫉妬という感情が持っているネガティブなパワーから逃れるための、重要な鍵のようなもの。
「私は私、人は人」は、その鍵を使いこなすためのおまじないです。
激しい嫉妬の渦に呑み込まれそうになったら、ぜひ唱えてみましょう。
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