集中できない人は「散漫力」を使えばいい!5秘訣 「最近、どうも集中力が続かない…」悩む人、必読
ひとつめは、まずは「ひとつのタスク(仕事)のインターバル(集中時間の間隔)を短く設定する」ということである。
「自分のインターバルのマックス」を把握しておこう
最初は、ひとつのタスクのインターバルは「3分程度」からに設定しておくところから始めてみよう。それでちゃんと「集中力」が続くようなら、「5分」「8分」「10分」「15分」と、徐々に時間を延ばしていく。
ただし、自分が集中できる時間をすぎると逆に気が散るので、ただ延ばしていけばいいというわけではない。わたしの場合は「最大15分」を超えると、だんだん続かなくなって、途中で気が散ってしまうことが多い。
「最大どのぐらいのインターバルまで可能か」は人によって異なるので、どれくらいの時間が「自分のインターバルのマックス」かということも把握しておくことが大切だ。
2つめのコツは、インターバルは「いちばん重いタスク」に合わせるということである。たとえば「軽いタスク」なら15分はもつが、「重いタスク」だと8分しかもたないという場合はどうするか。
インターバルをタスクごとにいちいち変更しながら仕事を進めるのは、あまりおすすめできない。なぜなら、それぞれのインターバルの設定に気がとられてしまい、逆に仕事が進まなくなってしまうからだ。
だから、この場合には 「いちばん重いタスク」に合わせて「インターバルは8分」に設定する。「軽いタスク」のほうは15分もつので、物足りなさを感じるかもしれないが、「長くやりすぎて、途中で気が散ってしまう」よりも、「短くやって物足りなさが残る」ほうが間違いなくベターである。
実は、この「物足りない」という感覚がとても重要だ。「もう少し続けられるのに」のところでタスクを中断すると、そこには「もう少しやりたい」という「飢餓感」が生まれる。
この「飢餓感」が残っているからこそ、次のインターバルがやってきたときに、「よし、やるぞ!」と容易に気持ちを盛り上げられるからだ。「もうこの仕事うんざりだ」という「飽和感」ではなく、「飢餓感」を持つことが、仕事を続ける新しい原動力につながっていく。
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