Z世代の転職、30~40代とちょっぴり異なる事情 リモート当然の中、彼らは何を価値観に動く?

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みんなのエージェントの調査で、ある意味で極めて興味深かったのはSNSの活用だ。

転職に関する情報(転職先の情報、キャリアに関する情報など)をどのように収集しているのだろうか。この調査で、Z世代にとって当たり前のコミュニケーションツールであるSNSに着目してアンケートを取ってみた。

まず、「転職やキャリアの情報を仕入れる先として、SNSを活用していますか」との質問に対して、「非常に活用している」は34.4%。「やや活用している」は41.0%で、合計すると4人中3人はSNSを活用して転職やキャリアの検討を行っているという結果だった。

やはり、Z世代は「仕事」という人生における重大な意思決定においても、SNS上の情報を参考にしていることが見て取れる。また、コロナ禍が長引き、キャリアの参考になるようなリアルな人脈形成がしづらい環境であることも、背景にはあるのかもしれない。

この結果は、優秀な若手人材を獲得したい企業にとっても、採用広報のヒントになりうる。限られた広報予算を効果的に投入するうえでも、SNSの活用の優先度は上がってきている。

とはいえ、一口にSNSと言ってもプラットフォームは多岐にわたる。そこで、「情報の仕入先としていちばんよく利用するプラットフォームは何か」という質問を行っている。結果は1位「Twitter(28.3%)」、2位「Instagram(23.9%)」、3位「LinkedIn(17.4%)」だった。

3位にビジネス系SNSのLinkedInが来るのは、社外の人と人脈を作ることや、ダイレクトソーシングなど直接的なアクションを求めている意図が感じられる。

その一方、トップ3から漏れてしまったのが「Facebook(13.0%)」だ。FacebookはLinkedInほどビジネスに特化してはいないが、一時期は企業がこぞって公式ページを開設し、盛んに採用情報を発信する動きも見られたのに対し、Z世代の利用度は低い。ここ数年、「おじさん向け」と言われてきたFacebookだが、もはや転職・キャリアといった側面ですらZ世代はあまり利用していないことがわかる。

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