「独学で失敗する人」よくある超残念な5大共通NG 「大量の本」「有料サイト」…それでも大丈夫?

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

1つめは、「とにかくたくさん読まなければ」と思い、関連本を「どんどん買い込みすぎてしまうこと」である。

「積ん読」だけでは、何も頭に入らない

【1】「読まなければいけない」と思い、「どんどん本を買い込む」

「独学」の場合、まずは「本を買って勉強する」ことから始める。「必要な本だから」と、どんどん何冊も買い込んでしまう。買い込んだ本を全部読破して自分の「知肉」にかえているのであれば、別段、何の問題はない。

しかし、たくさん買ったが読み切れていない人も多いのではないだろうか。いわゆる「未読の紙の本を積み上げておいて悦に入る『積ん読』状態」だ。これは、勉強ではなく「単なる自己満足」でしかないし、本を積んだだけでは、当然何も頭に入らない

さらにこの状態が続くと、読んでない大量の本がずっと目の前にあるため「必要だから」と買ったにもかかわらず、どんどん読む気が失せてくる

電子書籍も注意が必要だ。クラウドなどは容量の制限がないが、タブレットなどでは容量にも制限がある。

電子書籍だからといって、たくさんダウンロードをしていても、「未読」のまま容量不足になってしまい、その結果、削除するようなことがあってはムダになってしまうだけである。

【2】難読な本でも「ためになるから」と無理に読む

「自分のためになるから」と「難読な本」を買ったが、読もうと思ってもなかなか読み進めることができずに、苦戦している人もいるのではないだろうか。難しい本だから仕方がないと「イヤイヤ読んでいる」のであれば、それはいくら「ためになる本」でも、ひとつも頭には残らないだろう。

「名著」と呼ばれる本は世の中にたくさんあるが、そうした本はすべての人にとっての名著であるわけではない。人には他人との「相性」「付き合いやすさ」などがあるのと同じように、「本」も人間と同じように「人格」を持っていて、付き合いづらい本や相性の合わない本がある。

「相性」が合わない本を無理して読み通しても、さっぱり頭に入らないし、ただ時間がかかるだけでムダである。

次ページ3つめの「失敗共通点」は?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事