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中古マンション選びの勘所 コロナ禍だからこそ注目したい

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在宅勤務に感染予防。物件選びにもニューノーマルの風が吹く。

「管理を買え」といわれる中古マンション。コロナ禍で管理組合の役割はいっそう高まる(撮影:今井康一)

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新築マンションが高嶺の花となる一方、割安感から中古マンションの人気が高まっている。ただ、一口に中古といっても、新築未入居から築浅、さらに築50年以上経過した物件までさまざま。中には売り出しを待つ客がいるほどの人気物件もある。

では、今社会的に求められているのはどんな中古マンションか。昨今のトレンドを解説していく。

マンションは働く場に

マンション業界においても、テレワークがキーワードになってきた。早くも1LDK+(プラス)W(WORK=仕事部屋)といった間取り表記も出現したほどだ。注目を浴びているのは、「サービスルーム」などといわれる空間だ。

これは採光基準などを満たさず居室として表示できない部屋を指す。なじみの薄い表記であり、これまでマンション業界ではあまり歓迎されてこなかった。だが、書斎として使うには十分であるため、積極的に導入する物件も増えている。

テレワーク用の快適な間取りが欲しければ、リノベーションを施して自分好みの間取りをつくるのも手だ。マンション購入時やその後に専有部分修繕等の工事申請書を管理組合へ提出して許可を受ければ、間取りの変更や設備の交換ができる。可動式の間仕切りや収納を利用した可変性のある間取りを設ければ、アフターコロナにおけるライフスタイルの変化にも対応できる。

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