マイホームを購入するなら、都心の中古マンションか郊外の戸建てか。月々の家計を比べてみた。
マイホームを購入した場合、都心と郊外で月々の家計はどのように変わってくるのだろうか。架空の4人家族、藤井さん一家(東京・杉並区在住)がファイナンシャルプランナー(FP)に相談した場面を想定して、現実的なライフプランを検証してみた。
都市プラン
藤井良夫さん(仮名)は、今後の住居について悩んでいた。年が明けてもコロナ禍が続き、夫婦でテレワークを継続中だ。
テレワークは現在、夫婦とも週2~3日あり、その頻度は今後さらに上がりそう。ただ、夫婦でテレワークをするには今の賃貸住宅は狭すぎる。妻は育児休業から復帰したばかりで子どももまだ小さい。
そこで藤井さんは近いうちにマイホームを購入しようと決め、第1候補を東京の北千住にした。JR常磐線、地下鉄日比谷線など5路線が通っていて都心へのアクセスがよい。勤務先まで30分以下、5000万円で3LDKの築浅の中古マンションが買える。
ただ、妻から「実家のある埼玉で一軒家はどうか」という提案もあった。妻の実家は埼玉県の大宮で、その近辺なら広い一軒家が買える。実家から子育ての協力も得られる。
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