有料会員限定

重要度が増す「防災」意識 「水害ハザードマップ」に注目

✎ 1〜 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 最新
拡大
縮小

災害リスクの高低をわかりやすく提示するネットサービスも登場。

不動産の売買・賃貸仲介の契約前に必ず行われる「重要事項説明(重説)」で、2020年8月から「水害ハザードマップ」による物件の所在地の説明が義務化された。

国土交通省は宅地建物取引業法の改正に合わせて更新する重説の様式例において、「土砂災害警戒区域」「津波災害警戒区域」の後に「水害ハザードマップの有無」の項目を追加。運用指針では、市町村が提供する水害ハザードマップを提示して物件の位置を示すとともに、避難所の位置確認を行うのが望ましいと明記した。

水害ハザードマップは15年の水防法改正で、国などが想定しうる最大規模の降雨を基準とすることに変更され、「洪水」「雨水出水(内水:雨水を排水できずに発生する出水)」「高潮」の3種類が整備されることになった。

ところが、洪水マップは109水系の国管理河川については整備が完了したものの、都道府県管理河川については一部が未作成だ。内水マップも作成が指定された484地域のうち公表済みは361地域にとどまる。不動産購入などの際に、お目当てのエリアがハザードマップから外れているからといってリスクがないわけではないので、注意が必要だ。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
激動マンション・住宅
コロナ禍でどうなった?
業界健全化の裏で迫る賃料減額の足音
レオパレス21再建のカギ握る
Part3 不動産投資|売買は堅調、家賃は軟調
減税や保険のメリットを検証
「水害ハザードマップ」に注目
コロナ禍だからこそ注目したい
戸建て需要の掘り起こし狙う
インタビュー/ケイアイスター不動産 社長 塙 圭二
インタビュー/オープンハウス 社長 荒井正昭
Part2 販売最前線|迫り来る新たな“うねり" 住宅業界を覆う「新常態」
インタビュー/東京建物 取締役常務執行役員 住宅事業本部長 秋田秀士
インタビュー/野村不動産社長 宮嶋誠一
インタビュー/積水ハウス社長 仲井嘉浩
ファイナンシャルプランナーが検証
活況の裏に「マンション転売ヤー」の存在
Part1 都心vs.郊外|郊外への関心が高まるが…
激動マンション・住宅
都心から郊外へ 民族大移動は起きるのか
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
有料法人プランのご案内