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エスカレーターだけではない「付属・系属校」本当の魅力 校風も学びもそれぞれに特色

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法政二や香蘭女学校など6つの大学付属・系属校の特長をルポ。

10年一貫で人を育てる

2016年の共学化の際に校舎も刷新。交流ラウンジなど、生徒が交流できる場も各所にある(撮影:尾形文繁)

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かつての工場地帯から、多くのタワーマンションが立ち並ぶ街へと変貌した川崎市・武蔵小杉。そんな地に校舎を構えるのが、法政大学第二中学・高等学校だ。

約9割がGMARCHの一角・法政大学に進めるとあって、もともと人気だったが、2016年に男子校から共学校に移行したことでさらに人気が高まっている。

「有資格者全入制度」でほとんどの生徒が法政大学に進むが、「有資格者」になるためには3つの基準をクリアする必要がある。

1つは日常的な成績。学業の成績は3年間の平均で10段階評価の6以上が求められる。

2つ目は英語だ。「TOEIC Bridge」テストなどで一定のスコア基準を設けている。

そして3つ目は法政大学の全付属校の生徒を対象に行われる、国語力を問う基礎的思考力確認テストである。あらゆる教科の基礎になる論理的思考や、課題の整理・解決力、そして的確な表現力があるかをみる。このテストを高校2〜3年生の間に計3回実施、A〜Dの4段階評価で一度でもC以上を取れば基準をクリアしたことになる。

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