外国人とのビジネスには欠かせない英文のeメール。そのやり取りに欠かせない心構えとは。
「eメールを制する者は英語を制する」。英文メールに関する講演や企業研修で、私が冒頭に必ず言う一言だ。メールをしっかり書ければ、あとは英文を声に出す練習をすることで英語が話せるようになる。逆に、書けないことは話せない。
書けるようになるには、まずは英文メールをたくさん読むことだ。読みながら「これは使える!」というフレーズを蓄積し、書くときに実際に使ってみる。さらに英文メールに関する書籍などを参考にし、使える表現を増やしていけばよい。
また、メールを音読してみることも勧める。周りに人がいる職場なら、小さな声でも構わない。自分が声に出して理解できる内容なら、聞いてもわかるはずだ。音読して理解できる範囲を広げれば、リスニング力もついてくる。
そもそも英語の4技能(聞く・読む・書く・話す)はバラバラに練習すべきものではない。目・口・耳を総動員して体で覚えていくべきものだ。メールを読む→書く→声に出す、という習慣がついていけば、英語の運用力全体がレベルアップしていく。
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