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進化するオンライン学習、普及ステージの次の課題 PART3 トレーニング編|気軽に始められるのは魅力だが…

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2007年のレアジョブ創業から12年。業界は第2ステージに突入。

インターネットの通話ツールを使って外国人と会話するオンライン英会話サービス。今ではビジネス特化型などサービスが多様化しており、群雄割拠の状態だ。勢力図はどうなっているか。

業界の草分け|レアジョブ英会話

・料金…月4200円〜

・特徴…ユーザーの動機づけと個別学習の提供に注力

業界の草分けといえるのが、2007年創業のレアジョブ。まだ英語を話すには英会話スクールに行くか、留学するしか選択肢がなかった時代、いち早くオンライン英会話サービスを確立した。

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創業メンバーの1人である中村岳社長は、「当時は英語を気軽に話せる機会の少なさが社会課題だったが、オンライン英会話でその課題は解決した」と胸を張る。

中村氏は今、次の課題を見据える。「せっかくオンライン英会話を始めても、成果を出せず途中でやめてしまう人がいる。そこが次の課題。確実に成果を出してもらうために、動機づけと個別学習の2つに注力する」と話す。

動機づけでは、個人向けとして英語コーチング塾の「レアジョブ本気塾」を運営。レアジョブで蓄積した学習コンテンツを武器に、競合他社と差別化している。また法人向けでは18年秋、「スマートメソッドコース」という成果保証型の研修を新設。「一人ひとりの弱点を見つけて伸ばすことで成果にコミットする」(中村氏)。

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