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目指せ「700点」の大台、頻出パターン習得こそ近道 TOEIC500〜600点台|まずは弱点の把握から!

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昇進や就職の目安となる700点に向けて押さえておきたいポイントとは?

東進ハイスクール・東進衛星予備校、河合塾講師 森田鉄也
もりた・てつや●慶応大学英米文学科卒業。東京大学大学院言語学修士課程修了。TOEIC990点を80回以上取得。(撮影:今井康一)

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TOEICで700点という大台は、日本人の普通の英語力なら到達するのが難しいスコアだ。そのためには効果的な対策が求められる。

まずは過去に受けたTOEICのスコアシートを見てみよう。多くの人は点数だけを確認して、シートに書かれている内容を詳しくチェックしてはいない。実はこのスコアシートの分析こそ、TOEICの点数アップに欠かせないポイントとなる。

スコアシートを見ると、まず目に入るのが上部に書かれているリスニングとリーディングの点数だ。その下にはScore Descriptor Table(レベル別評価の一覧表)の記載がある。リスニング、リーディングのそれぞれについて、受験者の英語運用能力の長所などが主に書かれている。だが重要なのは、その下にあるAbilities Measured(アビメ、項目別正答率)だ。

点数アップの秘訣、アビメで弱点の把握を

アビメにはリスニングとリーディングそれぞれに5項目あり、各項目とも「受験者が何%取れたか」「受験者全体の平均は何%か」が記されている。

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