1週間からの短期間で行けて、移動時間が短く、時差もほぼない。そうした事情で人気なのがフィリピン英語留学だ。
マンツーマン中心のレッスンが特徴で、朝から晩まで必然的に英語に囲まれるため、英語力が向上しやすい。最近では企業研修や学校研修、さらに子どもと一緒に親子留学する人も増えている。働き方改革による有給休暇消化義務化の流れも強まり、1〜2週間の短期留学をする日本人は今後さらに増加することが予想される。
フィリピンには語学学校が100校以上あるが、講師やカリキュラムの評判がよい学校は、滞在タイプによっては半年前に満室になるため、早めの予約を心がけたい。各校には試験対策、ビジネス英語、初級者向けに強いなどの特徴がある。さらに立地や食事、施設など選ぶ基準はさまざま。自分に合った学校選びのため、譲れない基準を持っておきたい。
事前インプットがないと留学の効果は限定的
私はこれまで留学の専門家として、20〜40代の社会人を中心に数千人のフィリピン留学生と接してきた。そこで最近感じるのは、多くの人が英語留学の効果を十分に引き出せていないということだ。その根因は「事前インプット学習をしていない」ことにある。
留学先は学校の内外で英語に囲まれ、スピーキングなどのアウトプットを存分にできる環境である。自身のアウトプットの能力を最大化するには、中学レベル、できれば大学受験レベルの英文法と英単語のインプットが欠かせない。それは英会話に必要最低限の知識であり、英語学習の土台である。
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