2017年の訪日外国人客数が1111万人と過去最多を記録した大阪府。関西国際空港(関空)がLCC(格安航空会社)便を拡張したことが奏功し、中国や韓国などからの来阪が増え続けており、20年には1300万人の来阪が見込まれる。その宿泊需要を取り込むために、ホテルの開発が急ピッチで進む。
大阪市の宿泊施設数(ホテル、旅館、簡易宿所の合計)は14年度末には794軒(5万8383室)だったが、16年度末には1013軒(6万2580室)に増加。さらに今年以降も複数の施設竣工が控えており、18~19年度の2年間でホテルだけでも120軒、2万室以上増える見込みだ(すべて大阪市調べ)。大阪・梅田周辺から難波・心斎橋にかけたエリアでの開業が多い。
家電量販店大手のヨドバシカメラは、JR大阪駅北側に商業施設やホテルが入る地上35階の複合型高層ビル「ヨドバシ梅田タワー(仮)」を建設する。19年冬の開業を予定しており、ホテル客室数は1000室と大阪市内では最大級となる。
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