
都内の中堅私大に通う大学4年生の小平圭子さん(仮名)は、この4月に大手ビジネスホテルチェーンから内定を得た。就職活動では接客ができる旅行業やホテル業を志望していた。
彼女が就職活動を通して感じたのは、「宿泊特化型ホテルを展開する企業が、かなり積極的に採用活動をしていた」ということだ。
外国人旅行客(インバウンド)の増加を背景にホテルの開発ラッシュが続き、それに合わせて求人数も増えている。
パーソルキャリアが運営する転職サービス「DODA」によると、ホテル関連の求人がここ数年で急増しているという。同サービス内に寄せられたホテル会社からの求人数は2014年までは07年比1〜2倍前後で推移していたが、15年は同年比5.6倍、17年は同8.1倍にまで達した。
DODAの大浦征也編集長は、「急増する前までホテル各社は、自社のホームページやハローワークなどで求人を出して採用していたが、人が集まりにくくなったため、募集広告や人材紹介など、おカネを使った募集を行うようになった」と話す。
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