有料会員限定

長期的視点で選手育成 好成績で注目集める東海大、中央学院大

✎ 1〜 ✎ 13 ✎ 14 ✎ 15 ✎ 最新
拡大
縮小

伝統校や新興勢力が切磋琢磨して競技レベルを高め、白熱した試合を繰り広げることが、大学スポーツの人気を高める王道だ。各大学は、どのようにして選手を育てているのか。箱根駅伝などで注目されている2校の育成策を見てみよう。

東海大学

抜群のキャンパス充実度、東海大は情報共有にも強み

キャンパス環境が強みの東海大。2年連続で全国大会準優勝のラグビー部(撮影:今 祥雄)

特集「大競争時代に選ばれる大学とは?」の他の記事を読む

箱根駅伝で次の覇権を握るのではと評判なのが東海大学だ。今年の箱根駅伝での選手登録は16人中8人が1年生。将来の優勝を見据えた選手起用といえる。結果はシード権ぎりぎりの10位だったが、他大会では順調に結果を上げ、今後の躍進を予想する声はむしろ強まっている。

東海大学は、ラグビーで2年連続の大学選手権準優勝、野球でも14年に全国選手権優勝を果たすなど強豪の名を守っている。柔道ではオリンピック選手を輩出し続ける名門だ。

神奈川県平塚市にある湘南キャンパスへ行けば、スポーツ重視のレイアウトを目の当たりにできる。東京ディズニーランドと同規模、15万坪の広大なキャンパスの丘側に文系校舎、谷側には理系と体育学部の校舎があるが、その中間地点に各種スポーツ施設が広がっている。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
伊藤忠が「8時前出社」導入で出生率急上昇のナゼ
伊藤忠が「8時前出社」導入で出生率急上昇のナゼ
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
大競争時代に選ばれる大学とは?
教育活動の収支が明確になった
知っておくべきメリットと注意点
“採用に直結させない"方針堅持に、企業から不満の声
就職満足度が高い背景に事前の準備
新テストを控え多様な出題形式が増加
「文高理低」「合格者絞り込み」が影響
世界有力大学との差は縮まるか
政府は日本版NCAA創設に乗り出した
民間から大学への投資額3倍増が政府目標に
【Special Interview】作家 佐藤優
教育力・就職力・財務力・国際力で見る
大競争時代に選ばれる大学とは?
2018年から18歳人口の減少が加速
大学スポーツに産業界も熱い視線
好成績で注目集める東海大、中央学院大
【INTERVIEW】スポーツ庁長官 鈴木大地
ケーススタディ2
産学連携|ケーススタディ1
【INTERVIEW】総合科学技術・イノベーション会議議員 上山隆大
本当に強い大学ランキング
大学実力ランキング
大学実力ランキング
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内