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長期的視点で選手育成 好成績で注目集める東海大、中央学院大

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伝統校や新興勢力が切磋琢磨して競技レベルを高め、白熱した試合を繰り広げることが、大学スポーツの人気を高める王道だ。各大学は、どのようにして選手を育てているのか。箱根駅伝などで注目されている2校の育成策を見てみよう。

東海大学

抜群のキャンパス充実度、東海大は情報共有にも強み

キャンパス環境が強みの東海大。2年連続で全国大会準優勝のラグビー部(撮影:今 祥雄)

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箱根駅伝で次の覇権を握るのではと評判なのが東海大学だ。今年の箱根駅伝での選手登録は16人中8人が1年生。将来の優勝を見据えた選手起用といえる。結果はシード権ぎりぎりの10位だったが、他大会では順調に結果を上げ、今後の躍進を予想する声はむしろ強まっている。

東海大学は、ラグビーで2年連続の大学選手権準優勝、野球でも14年に全国選手権優勝を果たすなど強豪の名を守っている。柔道ではオリンピック選手を輩出し続ける名門だ。

神奈川県平塚市にある湘南キャンパスへ行けば、スポーツ重視のレイアウトを目の当たりにできる。東京ディズニーランドと同規模、15万坪の広大なキャンパスの丘側に文系校舎、谷側には理系と体育学部の校舎があるが、その中間地点に各種スポーツ施設が広がっている。

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