来春上場観測のスナップチャットにも注目。
米国では2016年にテレビ広告の市場規模を追い抜くとされるインターネット広告(米eMarketer調べ)。その内訳は検索連動型やディスプレー型が大半を占めている。ただし成長率で見ると、SNS広告の伸びがとりわけ著しい。16年の成長率はネット広告全体が前年比10.9%のところ、SNS広告は同30.9%と予測されている(同)。
SNS広告はタイムラインやニュースフィードといったSNS上の情報の一部に広告が挿入されているため、一般的に利用者にとって広告の情報が自然に認識されやすいとされる。また広告主にとっては年齢や学歴など利用者の詳細な属性が把握できるため、マーケティング対象を絞りやすいという特長がある。
巨大化するフェイスブック
急成長を遂げるSNS広告で先頭を突っ走るのはフェイスブック(FB)だ。11月2日に発表された第3四半期(16年7~9月期)決算では月間利用者が17.88億人、毎日の利用者が11.79億人に上ることが明らかになった(16年9月時点)。
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