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日経&フィナンシャルタイムズは世界で戦えるか デジタル読者の開拓で先行する新聞同士の統合

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日本経済新聞社が英高級経済紙「フィナンシャル・タイムズ」(FT)を含むFTグループを買収してから約1年になる。買収額は、日本のメディア企業による海外買収で過去最大の8億4400万ポンド(当時約1600億円)。日経曰(いわ)く「読者数で世界最大の経済メディア」は、激変する世界のメディアビジネスを勝ち抜けるだろうか。

日経とFTは以前から共同イベント開催、記事の相互利用など協力関係にあり、日本でのFTの印刷・配達も日経が手掛けている。

買収後、FTの東京支局は東京・大手町にある日経本社ビルに移動。シンガポール支局も日経とオフィスを共有している。2018年には、FTのロンドン本社と日経の欧州総局がFT旧本社ビル「ブラッケンハウス」に仲良く収まる予定だ。

人材交流も16年初めから本格化している。おおむね数カ月単位で両社の記者・編集者が互いのオフィスに勤務する仕組みで、これまでに25人が参加。互いのジャーナリズム手法や抱える課題を学び合う。

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