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ネットフリックスが深夜食堂を獲得できたワケ 脱・テレビ依存なるか、制作会社の新金脈

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TBS系ドラマ「深夜食堂」新作は動画配信のネットフリックスへ移った。世界同時配信で利益が見込めればテレビ放送より有利との判断だ

[ポイント2]
昨年は動画配信元年と言われた。アマゾンプライム・ビデオやHuluが相次いで進出、オリジナル作品で差別化を図っている

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若者のテレビ離れは深刻で、フジテレビはネットフリックスと提携。一方、制作会社は著作権を手に入れるためネット独自作品を選ぶ

 

ネットフリックス版「深夜食堂」のイベントにはファンや海外メディアも参加した(©2016安倍夜郎・小学館/ドラマ 「深夜食堂」製作委員会)

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人気ドラマシリーズ「深夜食堂」の新作が、動画配信サービスの米ネットフリックスへ“移籍”した。10月21日から「深夜食堂─Tokyo Stories─」として、世界190カ国で同時配信を開始した。

ドラマの舞台は繁華街の路地裏にある小さな食堂「めしや」。マスター役を小林薫が演じ、不破万作、綾田俊樹、光石研、松重豊、オダギリジョーらが常連客役だ。

2009年10月にTBS系列各局の深夜枠で放送された同ドラマは、見るとお腹がすいてくる“飯テロドラマ”の先駆け的存在としてファンを増やした。11年に第2部、14年に第3部が放送され、15年には映画化されている。全国80館という小規模な上映にもかかわらず、興行収入2.5億円、動員数20万人を記録した。

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