ウォルト・ディズニー・ジャパン 代表取締役社長
日本でディズニーといえば、アニメ映画とテーマパーク(東京ディズニーリゾート)、そしてキャラクター商品を中心としたライセンスビジネスのイメージが強いと思います。
実態はそうではありません。確かにテーマパークについては、オリエンタルランドという強力なパートナーがおり、東京ディズニーリゾートは大成功を収めています。しかしライセンスビジネスは、日本のキャラクター市場と同じように、ディズニーも減少傾向にあります。
ライセンスの日本市場でのシェア(約20%)は維持しており、安定したビジネスですが、われわれにとっての成長分野はテレビを中心としたメディアです。10年前に比べると、日本におけるディズニーの事業構成は大きく変わっている。
ディズニーにとって最優先事項は、すばらしいコンテンツを作ることです。ディズニーとピクサーのアニメスタジオのクリエイティブ担当役員であるジョン・ラセターの言葉を借りれば、「クオリティ・イズ・ベストストラテジー」。まずはコンテンツありきです。
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