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プログラミングで進化する子どもたち 小学生でもアプリを作る

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「パソコン1台あればものづくりができる。社会や自分を変えるのは意外と難しくないと思った」

米国西海岸の学生を思わせるTシャツとホットパンツというラフな服装で現れた羽柴彩月さん(18)は、明るい声でそう答えた。

羽柴さんは4月に慶応義塾大学環境情報学部に入学したばかりだが、実は約8万ものダウンロード数を記録しているスマートフォンアプリ「STUGUIN(スタグイン)」の開発者でもある。

スタグインは勉強支援アプリだ。科目と内容を選んでスタートボタンを押すと時間の計測が始まり、別のアプリを起動すると止まる。スマホをいじらずにどれだけ集中して勉強したのかが正確に計れる。

ほかにも、友達に「STUDY?(勉強してる?)」とメッセージを送ったり、ライバルに指定した友達が勉強を始めると通知が来たりする。友達の勉強記録を見ることもでき、切磋琢磨し合える。これが受験生の人気を呼んだ。「LINEやツイッターなどが気になって勉強に集中できない人を助けるために作った」(羽柴さん)。

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