「おお、すごい」「よく考えたなあ」。台の上に置かれたロボットが動きだすと、会場から驚きの声が上がった。
ゴールデンウイーク初日の4月29日、プログラミング・ロボットスクールのQremo(クレモ)渋谷校でロボットコンテストが開催された。小学校3年生以上対象のコースに通う子どもたちに課されたお題は、「家で使える家族お助けロボ」だ。
当日、12人が発表したロボットはどれも創意工夫にあふれる。周りを検知しながら動く掃除ロボ、しょうゆや塩などを使い自動で味付けしてくれる調味料ロボ、家の中を面白おかしく説明する案内ロボ、玄関の鍵を閉め忘れるとドアをたたいて教えてくれる防犯ロボ……。競技ロボコンとは違い、生活の中の課題をいかに見つけ、解決するかが試される。たった2日で作り上げた子もいるという。
「障害物との距離を測定するのに今回は初めて超音波センサーを使ってみました」「対象物の35cm以内に近づくと反応し、18cm以内で作動するようにしています」。作品の特徴を堂々と説明する子どもたちの姿は、立派なエンジニアだ。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら