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厳しすぎる結婚の条件、守れなければ即離婚? 「プロ彼女」が「プロ妻」になれるとは限らない

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「人の行動は法律で強制できるものではないでしょう。約束を破ったからすぐに夫婦関係が破綻するわけでもありません。また、『仕事上のワガママ』というのが何なのか、約束が破られたかどうかを判断しづらい点も問題です」

契約書など、きちんと文書の形にしていた場合はどうだろう。

「もし、婚前契約書などで当事者が合意して文書にしたとしても、同様に法律上の拘束力はありません。

このように結婚条件は単なる当事者の『約束』にすぎず、法律上の拘束力もないため、結婚後守らなくても離婚原因にはなりません」

愛情のないことの裏返しかも

「気をつけなければいけないのは、離婚で争いになった場合に、結婚するときに厳しい条件を課した夫のほうが、婚姻生活中、自分勝手であったと推測されてしまうことです。

『自分勝手な条件を守れないから離婚という夫のほうが問題』と判断される可能性が高いでしょう」

つまり、こうした「条件」をつけることは、争いになったときに、自分の首を絞めることになる可能性もあるわけだ。

「ちなみに、結婚だけが目的という女性であればあるほど、結婚までは、自分を抑えて彼の言いなりになる傾向があります。『厳しい条件を課してクリアした女性だから』と安心して結婚すると、結婚後に豹変し、痛い目を見ることも多いです。

『プロ彼女』が、結婚後も『プロ妻』に徹してくれればいいのですが、なかなかそうはいかないのが現実です。彼に愛情があれば、『連絡をとりたい』『気持ちをわかってほしい』という感情が湧くのが当然です。

いくら彼を理解しようとしても、その感情は完全に抑えることは難しいので、恋人同士ケンカをしてしまうのです。厳しい条件をクリアできる女性というのは、愛情がないことの裏返しだということも理解する必要があります」

堀井弁護士はこのように述べていた。

堀井 亜生(ほりい・あおい)弁護士
第一東京弁護士会所属 「ホンマでっかTV!?」の法律評論家としてレギュラー出演。その他にも「とくダネ!」「ノンストップ!」などメディアに多数出演。著書に「フラクタル法律事務所の離婚カウンセリング~答えが出るノート~」がある。
事務所名:弁護士法人フラクタル法律事務所

 

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