NHKドラマ「マッサン」にみる女の心理学 愛さえあればなんでもできる不思議な人たち

✎ 1〜 ✎ 22 ✎ 23 ✎ 24 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

それでも、多くの女性が「愛」さえあればがんばれるし、パートナーからの信頼さえあれば無限のパワーがわき出るし、男の夢を支えるのが好き(というのは言い過ぎだとしても、苦にならない、あるいは理解がある)というのは、どうやら真実。逆に「最近は支えがいのない男ばかり。私が支えたくなるような男はいないものか?」と嘆く女性は少なくないのです。

ですから、職場の女性のモチベーションを上げようと思ったら、昇進などのエサをぶらさげるのもいいですが、きちんと広い意味での「愛」を注ぐことが大事になります(もちろん、行きすぎたものにならないよう注意が必要ですが)。女性たちのやる気の源は、男性たちとは明らかに違うところにあるのですから。

男は、夢がなくなった瞬間に、どうしようもなくしおれてしまう。

女は、愛さえあれば、驚くようなパワーを発揮できる。

これがドラマ「マッサン」が教えてくれる、職場の男女の心理であり真理です。

五百田 達成 作家、心理カウンセラー

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

いおた たつなり / Tatsunari Iota

米国CCE,Inc.認定 GCDFキャリアカウンセラー、株式会社 五百田達成事務所代表。35万部を突破した察しない男 説明しない女シリーズ、『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など著書多数。東京大学教養学部卒業後、角川書店、博報堂、博報堂生活総合研究所を経て独立。「コミュニケーション心理」「職場の人間関係」を主なテーマに執筆や講演を行う。

 

 

 

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事