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ブラジル経済は10年7.8%、11年4.8%成長を予想、財政緊縮による景気の減速が新政権の課題--ゴールドマン・サックス シニア・エコノミスト/中南米経済担当共同ヘッド アルベルト・ラモス氏

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 今後の課題は、投資だ。経済における投資の比重は依然小さい。貯蓄率も上げる必要がある。特に公的部門の貯蓄を財政緊縮によって引き上げることが重要だ。それが実現できれば将来は非常に明るい。

また、ブラジルは膨大な石油埋蔵量を擁する。現在は開発投資の初期段階にあり、近い将来、大量の生産を開始するだろう。これも絶大な成長機会を生む。
 
 しかし、状況をいかにうまく運営するかが肝要だ。規律を持って対処しなければならない。

--ブラジルの潜在成長力についてどう見ているか。

実質の潜在成長率はまだ比較的低い。4.5~5%程度だろう。中国やインドのようにインフレ圧力を生むことなく7~9%という高成長は維持できない。なぜなら、投資が不十分だからだ。金融市場への投資ではなく、工場やインフラなどの実物投資だ。現状は正しい方向へ動いている。しかし、これは長い道のりだ。

--ブラジルと中国との経済関係が近年非常に深まっている。

ここ10年での中国の台頭は、ブラジルにとって好影響をもたらしている。中国はコモディティ(一次産品)の大消費国であり、ブラジルは非常に重要なコモディティの生産国である。そのため、両国は非常に意義深い補完関係にある。

一方で、ブラジルは工業製品も生産しており、ここでは中国との競合に苦しんでいる。しかし、総合的に見ると、中国は一次産品に対する需要を大きく伸ばしており、それが商品価格を上昇させ、ブラジルの貿易に有利に働いている。
 
 中国との金融面での関係や中国によるブラジルへの投資については、今のところ非常に限定的だ。しかし、拡大はしており、将来性もある。

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