「あの資料がない!」よく困る人、即解消の4大秘訣 「机の上が紙でぐちゃぐちゃ…」これでスッキリ
「ノマドワーキング」「キュレーション」などの言葉を広めたことでも知られ、2006年には国内の著名なブロガーを選出する「アルファブロガー・アワード」も受賞している。
その佐々木氏が、このたび、『現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全』を上梓した。
情報があふれる時代に、どう「ネット記事」「SNS」などを読めばいいか、スマホで「気が散る」時代に、どう「書籍」を読みこなすかなど、自身が日々実践している「新しい時代の読み方」の全ノウハウを初めて公開した1冊で、発売後たちまち4万部を超えるベストセラーになっている。
佐々木氏が「『あの資料がない!』よく困る人、即解消の4大秘訣」について解説する。
机の上に「紙の資料」はひとつもない
「あの書類、どこに行ったっけ……」「あの人の名刺、どこに置いたかな?」「仕事のアイデアを書き留めたメモが見つからない……」。あなたは、そんな経験がないだろうか?
「探し物」は、時間がムダになるばかりでなく、脳に雑念が入ってきて、仕事の邪魔をしてしまう。じつにもったいないことだ。
私はジャーナリストという仕事柄、たくさんの人と出会い、たくさんの資料を読み、たくさんの映画や音楽や書籍にも触れる。
昔からこの手の人の仕事場は、名刺や雑誌の切り抜き、パンフレット、記者会見で配布された資料など大量の「紙の資料」であふれかえっていることが多かった。
にもかかわらず、私の仕事場の机の上には、ほとんど何も置いていない。あるのは、ノートパソコンとデスクライト、スマホの充電器、ペンやカッターナイフを置いた小さなトレイだけだ。
それはなぜかというと、情報のほとんどすべてはデジタル化してパソコンやクラウドに保存しているからだ。しかし、ただ片付いていればいいわけではなく、ここで大切なのは必要なときに「求める情報」をすぐに取り出せることである。
そのために私が実践している、「情報をデジタル化し、管理するコツ」について、今回はお伝えしたい。
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