「あの資料がない!」よく困る人、即解消の4大秘訣 「机の上が紙でぐちゃぐちゃ…」これでスッキリ
机の上をすっきりと片付いた状態にしておくために、私は仕事場に持ち帰った紙類をすぐにスキャンする。さらに「資料を探しやすい状態で」保管するためには、そのあとの「ひと手間」が重要になる。
私は名刺も紙の資料も、仕事場に持ち帰ったらスキャナーですぐにスキャンしてデジタルデータにしてクラウドに保管し、元の名刺や紙の資料はすぐに捨ててしまう。
スキャナーは、「ドキュメントスキャナー」と呼ばれる書類専用のスキャン機器で、いまは富士通から出ている「ix100」というモデルを使っている。
このスキャナーのすぐれた点は、パソコンにケーブル接続する必要がなく、Wi-Fi環境にワイヤレス接続しておけば、直接クラウドに自動的にスキャンデータを送ってくれることだ。
長さ30センチほどの小ぶりのこん棒くらいの形状と大きさなので、場所をとらないのもいい。そこらに転がしておき、必要なときだけ持ってきて使う。バッテリー容量も十分で、マイクロUSB経由の充電は時折で済む。
「タグづけ保存」で探す手間を省く
スキャンしたデータは、「メモアプリ」に保存する。メモアプリの「エバーノート」は、上記のスキャナー「ix100」と連動しており、スキャンしたデータを直接送り込むことができる。
それ以外のアプリでも、手元のパソコンにクラウド経由でデータを同期できるので、スキャンしてしばらくすると、PDFファイルがパソコンに自動的に保存されている。これを手作業でメモアプリにコピーすればいい。
ここで大切なのは、「日付」や「タグ」をつけて保存しておくことだ。
たとえば名刺であれば、名刺交換をしたら、仕事場に戻るなり、それらの名刺をすべてスキャンする。「メモアプリ」に「日にち」と「社名」「イベント名」などをタイトルにして保存し、「名刺」というタグもつけておく。
この作業は5分とかからないが、こうしておけば、あとから社名などで検索ができるし、メモアプリ上で「名刺」のタグを一覧表示させれば、過去の名刺がズラズラと時系列で表示されるので、「あの人と会ったのは、たしか昨年の夏ごろだったかな」という「おぼろげな記憶」から名刺を探り当てることができる。
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