「学習歴」と「仕事」の精緻なマッチング <動画>スクーが目指す最終形は“学歴革命"

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森健志郎(もり・けんしろう)●スクーの現在のビジネスモデルは、会員からの課金のみ。「(会員数も増えて)ようやくお金を生み出すフェーズに入ってきた。これから新しいサービスも増やしていきたい」と意気軒昂だ

前編では、ビジネスパーソンの意外な人気授業がオンライン英会話であることをスクーのCEO・森健志郎氏に語ってもらった。「人前で話すのは恥ずかしいけど、英語を学びたい」というニッチながらも、そのニーズを掘り起こしたのはスクーの功績だ。

スクーとは、前編でもお伝えしとおり、2012年からオンライン授業を展開しているスタートアップ企業。CEOの森氏は1986年生まれの28歳で、近畿大を卒業後にリクルート入社。その後、スクーを起業した。

サービス開始から2年半の間に会員数を増やし、現在は11万人。「先生」となるのは映画監督、タレント、芸人などエンタメ寄りの人から、大学教授や弁護士など本物の先生まで多種多様だ。もちろん、組織の中で得意分野を持つ企業戦士たちも多い。

学習ログでマッチングの不幸を減らす

一方、「生徒」となる利用者は、幅広いジャンルの中から好きな「先生」の授業、あるいは興味のある題材の授業を受講していく。時には好みの監督の映画論を聞くかもしれないし、時には仕事に直結するマーケティング論を受講するかもしれない。

そのようにして繰り返し授業を受けることでネット上には膨大な学習ログが蓄積されていく。森氏が注目しているのがこのログだ。

「たとえば、学習ログを分析することで、こういう職種に就いた人はこういう勉強をしてきている、ということがわかれば、より明確に学習の先の結果を認識できるようになるんです。学ぶことの意味をより理解しやすくなり、学習のモチベーションにもつながる。『学習した』という認識を学習者に与えられるのはネットを使った事業者の強み」と、森氏は語る。

さらに学校歴ではなく、学習のログを見ることで企業と応募者のマッチング精度をより高められ、そのマッチングの傾向をひも解けば、生徒たちは無駄なくピンポイントで学習ができるようになる。履歴書は不要になり、より詳細な学習ログで企業にも応募者にも不幸が少なくなるということだ。これが、学歴革命だという。詳しくは、森氏の特別講義を見ていただきたい。

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