鈴木保奈美「ママ・奥さんカテゴリーはやめよう」 疑問に思わなかった若い頃を経て今感じること
──さらなる挑戦が続く50代を、どんなふうに過ごしたいですか。
鈴木:あんまり考えていないですね。ただ、どんなお仕事やどんな役がきても、面白そうなものにすぐ乗っかれるように、柔軟な精神と、いつでも動ける体力はキープしたいなぁとは思います。
鈴木さんが考えるカッコいい大人
──ヨガやピラティスに通われ、白湯を携帯し、玄米食を長年続けるなど、体作りにも気をつけてらっしゃいますよね。
鈴木:あまり病気もしませんし、基本的には丈夫なんですけど、せわしない感じが続くとやっぱり、あ~、なんか疲れたなぁとか思う今日この頃でもあるので(笑)。いくら食べても、いくら飲んでも、いくら動いても疲れないっていうふうにホントはなりたいって思いますけど、そうなれる決定打はどう考えてもないので。「あ、ちゃんとご飯食べよう」とか、「ちゃんと睡眠時間をとるようにしなければ」とか、結局そんなことに気をつけるしかないんです。
──そんな保奈美さんが考える、カッコいい大人とは?
鈴木:う~ん……いつまでも向上心がある人、かな。
──年齢とか関係ない?ですよね、きっと。
鈴木:はい。年齢に関係したら何がどうなるんだ!?って、あまりよくわからないですね。
──この年だからもうこうしなきゃ、みたいな発想って、あまりないのかなって。
鈴木:ああ~……はい。そんなものは誰が決めたんだって思いますし、そういう発想に対しては逆に、この年なのにこんなことしてるよね、っていう人になりたいかも。
1966年、東京都生まれ。1984年、芸能界デビュー。1991年に出演したドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)の赤名リカ役が社会現象となるまでの大ヒットとなり、一躍人気女優に。主な出演作にドラマ『江〜姫たちの戦国〜』(NHK)、『愛という名のもとに』『この世の果て』『恋人よ』『総理と呼ばないで』『家族ゲーム』『ノンママ白書』『SUITS/スーツ』(すべてフジテレビ系)、『おんな風林火山』(TBS系)、『主婦カツ!』(NHK BS)、映画『ヒーローインタビュー』(1994年)『いちげんさん』(2000年)『のぼうの城』(2012年)『プラチナデータ』(2013年)ほか。1998年とんねるずの石橋貴明さんと結婚、三女をもうける。2021年7月、離婚を発表。著書に「獅子座、A型、丙午。」(中央公論新社)がある。
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