在宅勤務で座りっぱなし「歩く習慣減少」の大問題 「心身疲労を徹底解剖!コンディション管理術

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運動

・効果

運動は、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められています。

・目標

男性の歩数目標は1日9200歩、女性の歩数目標は1日8300歩。そのほか、30分程度の有酸素運動を週2日取り入れることが推奨されています。

・篠塚さんからのアドバイス

エンジニアは座り仕事が多いので、少なくとも1時間に1回は立ち上がるように心がけましょう。立つことで血流を促し、筋肉の緊張を緩和する効果があります。

また、パソコン作業をしているとどうしても胸側が狭くなり内向きの肩になりがちなので、胸を開くようなストレッチやトレーニングも意識して取り入れてみてほしいです。

※参考:厚生労働省 健康日本21(身体活動・運動)身体活動・運動

食事は1日に必要な栄養素をバランスよく

食事

・効果

各栄養素には心身疲労に関するさまざまな効果があります。

(例:ビタミンB1)欠乏すると糖質の代謝が悪くなるため、疲労感などの症状が起こりやすくなります

(例:鉄)不足すると酸素が運ばれにくくなるので全身が酸欠になり、疲労感、頭痛、めまいなどの症状が起こります

・目標

タンパク質・ビタミン・炭水化物など1日に必要な栄養素をバランスよく摂取することが重要です。

・篠塚さんからのアドバイス

外食やコンビニ弁当、テイクアウト中心の食生活をしていると摂りづらい栄養素もあるため、足りない栄養素はサプリメントで補うのもおすすめです。

最近では「完全栄養食」など多くの栄養素を摂取できる食品も出てきていますが、すべての栄養がカバーできるわけではありません。海藻類に含まれるミネラルなど、不足しがちな栄養素は意識して摂取しましょう。

※参考:FiNC「【栄養のきほん】ビタミンB1」「【栄養のきほん】鉄」
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