「夜の過ごし方が下手な人」が誘惑に打ち勝つ方法 飲酒やネットをだらだら続けていませんか

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アルコールや薬物の依存症患者は、
・空腹
・怒り
・孤独
・疲労
ーーの4つがもっとも意志力が低下しやすくなるため注意が必要とされています。これらがいくつか重なったときは、とくに危険だと認識しておく必要があります。

2. 休憩で意志力を復活させる

さまざまな研究により、意志力とは筋肉と同じように鍛えることができ、また使い過ぎれば消耗することがわかっています。と同時に、休むことで復活することもわかっています。休息によって回復する筋肉と同じで、意志力にも休息が有効なのです。

仕事で意志力を消耗してしまったときは、衝動に支配される前に、スクリーンを見つめて猫背になっていた背中を伸ばし、心を許せる人と会話したり、好きなお笑いの動画などを見たりして笑顔になりましょう。笑顔はストレス解消にとても強い効果を発揮します。これらで脳を適切に休ませてあげれば、衝動に耐えられる意志力を回復させることができます。

時には「怖い想像」も必要

3. 失うものを意識する

私たちは、「失うもの」を意識すると、誘惑に対して警戒心や危機感を強めることがわかっています。何か大きな病気をすると、これまでできなかった禁煙に成功したり、お酒をやめられたりできるのと同じです。この生活を続けていたらどうなるだろう……とちょっと怖い想像をして、自分にはっぱをかけてみましょう。

僕の場合は、毎日倒れるまで仕事していた時期に、将来を想像してぞっとしたことがありました。いつか、年齢を重ねた時に自分の人生を振り返って、何の思い出もなく、仕事だけしてきた人生でいいのか?と思うとぞっとしたのです。

それぞれの年齢で、その時しかできない時間の過ごし方はたくさんあるはずです。その時間を犠牲にしてまで仕事に時間を費やす必要があるのか、または、ただインターネットを見続けるだけでいいのか、一度自分で考えてみることが必要です。

4.「なぜ」を考える

ダイエットの場合は、目の前のお菓子を我慢することで手に入る「スリムな身体」を思い浮かべるようにすると効果があります。なぜ、我慢が必要なのか、その目的を思い出すことができるからです。仕事なら、プレゼンで説得力ある話をして、上司からプロジェクトの承認を得られる自分などを想像してもいいでしょう。そうすると、やる気も回復します。

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