「夜の過ごし方が下手な人」が誘惑に打ち勝つ方法 飲酒やネットをだらだら続けていませんか
また、スクリーンから出るブルーライトによって脳が覚醒してしまい、心拍数があがったり、呼吸が浅くなってしまうことも指摘されています。姿勢に気をつける必要があるのはもちろんですが、作業中は自分では気づきにくいもの。そのため、定期的に背筋を伸ばして深呼吸をし、脳に酸素を送る必要があります。
「スクリーン無呼吸症候群」や仕事でのストレスによって疲れきった脳が流されてしまうのを避けるには、「行動」を変える必要があります。意志力ではなく、「行動を変える仕組み」で対抗するのです。
くたくたになるまで消耗するのを避ける
1. 自我消耗を避ける
人は、仕事でも趣味でも、限界までやって疲れ切った頭になると、衝動を抑えられなくなります。そうなったら、流されまいと思ってもムリです。必死で衝動を抑えようと思うときには、もう負けが決まったようなものです。こうして、YouTubeを見続けたり、お酒をダラダラと飲んでしまったりして、ただでさえ疲れているのに睡眠時間を削るような結果を引き起こしてしまうのです。
でも、この場合、できることとしては、お酒を家に置いておかない、動画を見られないようにWi-Fiの電源を抜いておく、といったように環境的に誘惑を遠ざける以外にありません。意志の力で衝動と戦うのは無理だからです。
とはいえ、精一杯働いた後にもかかわらず、自分の楽しみを遠ざけるなんて嫌ですよね。なんのために働いているのかわからなくなってしまいます。だから、僕の場合はクタクタになるまで消耗しないようにしています。時間になったら、とにかくその場から離脱。いったん作業を途中で終わらせるなり、締め切りを伸ばしてもらうなりして、その日の仕事を終わらせます。
そんなことができるなら苦労しないよ!と思う方もいるかもしれませんが、限界まで働いてしまうと、その日の夜はもちろん、翌日も台無しになってしまいます。今日できるぶんを決めた時間まで精一杯やったら、残りは翌日に回す。それで終わらないなら、業務量が明らかに多すぎるということですから、会社やクライアントと相談する段階にきている、ということだと自覚しましょう。
また、自我消耗とは別に目の前の誘惑に負けやすくなる状態として、注意すべき4つの要素があります。
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