TikTokにはビジネスチャンスが眠ると断言する訳 既存SNSのハードルが上がっているからこそ

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TikTokは、そもそものシステム上、ビジネス利用しやすいSNSです。YouTubeなどにありがちな「せっかく一生懸命作ったのに誰にも見られない」ということが起こりにくくなっていますし、拡散しやすいシステムになっているのです。投稿者に優しい、というのが特徴です。

無名の発信者が投稿した動画が一気に100万回再生されるなど、素人が「時の人」になる例も増えており、素人にも平等にチャンスが与えられたSNSだと感じます。

 「それがYouTubeとかSNSの特徴だろ?」と思われる方、試しに今から新しく始めてみればわかりますが、既存のSNS はもはや新規参入者が人気者になるにはハードルが上がりすぎています。ここのところの1、2年でよりその傾向が強くなったと感じます。

低コストで爆発的なバズを狙える

TikTokの強みは、なんといっても低コストで爆発的なバズを狙えることです。求人・販売・採用など、そのビジネスにおける活用法は多岐にわたります。

SNS登場以前は、大きな影響力を得ようと思った場合、莫大な資金を投入し、テレビCMなどを用いてマス層に訴えかけるしかありませんでした。販売促進しようと思ったら、すでに知名度がある大手百貨店などと提携する必要もありました。

しかしSNSが登場した現在は、テレビCMや百貨店に頼らなくても、会社や個人が影響力を持ちえる時代です。その中でもチャンスがあるTikTokを利用して低コスト・ローリスクで動画を投稿することで、人が来なかった個人経営のカフェに行列ができ、誰も使っていなかった商品が売り切れるということは往々にして起こるのです。

これをごらんの方の中にも、「TikTokって聞いたことはあるし、はやっているらしいけど、どうビジネスに活用したらいいのかわからない」という方は多いと思います。もちろん、「自分はバリバリTikTokを使いこなしている」という人も大勢いるでしょうが……。

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