ジープ「グランドチェロキ―L」ベール脱いだ全貌 10年ぶり刷新で内外装や走り、機能はどう進化?

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10年ぶりに新型となったグランドチェロキー改めグランドチェロキーL(写真:FCAジャパン)

ジープ「グランドチェロキーL」が日本市場に新たに導入された。フラッグシップモデルである「グランドチェロキー」の後継モデルとして、じつに10年ぶりに生まれ変わったのだ。

日本におけるグランドチェロキーは過去10年間で約1万5000台が販売された人気モデルで、2014~2020年は輸入SUVのEセグメント(セグメントは主にボディサイズを示しアルファベットが後ろになると大型化)において約27%の販売シェアを確保していた。

輸入SUV「Eセグ」の競合車には、メルセデス・ベンツ「GLE」、BMW「X5」、ボルボ「XC90」、ポルシェ「カイエン」などがあり、いずれも個性が強いモデルだが、そこで4分の1以上のシェアを長期間にわたり継続したのが従来型グランドチェロキーの実績だ。

快適装備をふんだんに採用

今回、発表されたグランドチェロキーLは、シャープな外観デザインと上質なインテリアをそのままに質感を高め、市場からの要望が多かった快適装備をふんだんに採用した。これにより輸入SUV「Eセグ」での躍進を今後も狙う。

2021年12月13日、FCAジャパン/グループPSAジャパンのポンタス・ヘグストロム社長兼CEOが司会を務める「新型グランドチェロキーL」のプレスカンファレンスが催された。 

冒頭、ポンタス氏は「過去1年半、私たちは経験したことのない困難を体験しました。コロナ禍、半導体不足、それに原油高です」と、2021年の自動車業界全体を振り返って総括した。

続けて「2009年の販売台数が約1500台であったジープ・ブランドですが、急成長を継続し2021年は過去最高の販売台数に期待が持てます。現時点、FCAジャパンにおける2021年1月~11月の累計販売台数は前年同期間の14%増となる2万3837台であり、ステランティス全体の累計販売台数においても同期間で14%増の4万584台と、いずれも順調に成長を続けています。ここにグランドチェロキーLが加わることで2022年はグループ全体としても記録的な1年になるでしょう」と来年にかける抱負を述べた。

その牽引役となるグランドチェロキーLは、グランドチェロキーが誕生して30年となる記念の年に誕生した。グランドチェロキーは通算700万台以上を販売したSUVで、グランドチェロキーLでは新たに3列シート構成(6人乗り/7人乗り)としたことも大きなニュースだ。

次ページ3列シート仕様によりミニバンユーザーの取り込みも狙う
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